水曜日に、ウォルト・ディズニー社の最高経営責任者であるボブ・チャペック氏は、メタバースに参入して以降10年ぶりに真新しいクルーズ船を発表した。これは、彼が取締役会の席で唱えた初のビジネス構想でもあった。
チャペック氏は火曜日、4,000人乗りの船「ディズニー・ウィッシュ」を導入することにより、3年の任期延長を実現した。2020年2月に、彼はディズニーのCEOに就任した。
ミッキーやミニーマウス、アントマン、チューバッカなど、ディズニーきってのメインキャラクターが登場した命名式では、スペシャル・ライトアップが行われた。チャペックは、144,000トンのWish(願い)を市場に送り出すまでに6年以上を要したことを改めてゲストに告げた。 チャペック氏によると、この船によりこれら素晴らしいキャラクターとストーリーを驚くべき新テクノロジーと融合させ、まったく新しい体験を創造しているとのこと。
ディズニーの大きなテーマパーク、特別な体験、そしてグッズ販売部門にクルーズ産業も含まれている。2022年、営業利益は前年度の5億3500万ドル(約722億円)から、42億ドル(約5670億円)まで増加した。
チャペック氏は11月に、この部門が「2桁のROI(投資収益率)」をたたき出したと述べている。しかし、ディズニーは総合売上高のうちクルーズが占める割合を公表してはいない。