【9歳の少年のNFTが金賞を獲得】XANALIA NFTART AWARDS 2021受賞作品が決定!

NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ、代表:RIO TAKESHI KUBO/以下、NOBORDER.z)、 株式会社ポニーキャニオンプランニング(代表取締役社長:大柳英樹)、株式会社 フジランド(代表取締役社長:岡部要一)、株式会社フジクリエイティブコーポレーション(代表取締役社長:前田和也)が企画運営する、世界の新しいNFTクリエイターにスポットをあてるためのコンペティション『XANALIA NFTART AWARDS 2021』において、全世界から応募総数1248作品、うちノミネート作品(一次審査通過) 479作品の中から受賞3作品・入賞・特別賞について発表した。

昨年9月より募集が開始された本イベントには世界各国から優秀な作品が届き、選考を経て受賞者が発表された。最上位の3作品は、イタリア・ミラノに拠点を置くギャラリー「M.A.D.S. ART GALLERY」が開催する展覧会「NFT. NEW FREEDOM THINK」展に掲載されている。メタバースXANAにおいては、4月中旬からメタバースミュージアムを開催。ノミネートされた作品はNFTマーケットプレースXANALIAにおいて、4月末までオークション形式で入札を受け付け、最高額入札者がNFTを落札することができる。

イベントページ https://xanalia.com/xanalia_nftart_award_2021
オークションページ https://www.xanalia.com/awards2021

■ 受賞作品について

Gold Award (金賞):「カワウ型飛行都市 Great cormorant flying city」YUYA

受賞者コメント:

ぼくの目は、みんなと同じようには見えていなくて、とても狭い範囲しかわからない。

自分の絵も、全部は見えなくて、一部分だけ見える。

小さいものは、とてもよく見えるので、ずっと遠くの方を飛んでいる鳥を見るのが好きだ。

今回の絵は、カワウがぬれた羽を広げてかわかしている姿を見たときに、イメージがわいて描くる。

Silver Award (銀賞):「Zeus」Obliraj Krishnaraj (動画作品)

受賞者コメント:

私は美術大学を卒業し、15年以上アートに携わっている。自然は常に私を魅了し、すべてのものはそこから派生している。私はいつも、自分を表現するためにさまざまな媒体を試すのが好きだ。今回は、ちょっとした考えを視覚的に表現するために砂を選びた。

Bronze Award (銅賞):「Square human alpha Rainbow」WINGLAY

受賞者コメント:

ランダムにパーツを組み合わせてキャラクターのドット絵作品を作っておる。

この作品は一番初めに自動生成で作ったプロジェクト「Square human alpha」の最終作品になる。

作った作品1万点を並べて一枚にしてみたら予想以上に良く「おぉ…」と自分で声を上げてしまったのを覚えている。今後も作品作りに励みたいと思いる。ありがとうございた。NFTに関わる皆さんに楽しい未来があるように!

津村耕佑 特別賞:「skull」T (動画作品)

選出理由:

私はSKULLという作品にNFTへのアイロニーと同時にファッション特有の反抗のセオリーを感じた。確認不可能なイデアの可視化という不毛さがブロックチェーンのメタファーでもありそれを軽妙な画像で表した心地良い喪失感がある。

辻愛沙子 特別賞:「TO THE SECOND NOAH IN 20XX」T&Kphotounit

選出理由:

今の時代だからこそ生まれた作品という意味において、時間が刻まれるNFTの特性との相性を強く感じた。今現時点での地球をNFT作品として時間と共に残しておく、という点だけでなく、時が経った先の地球とこの作品との関係性を未来まで想像させる余幅がある点も素晴らしいだ。地球が分岐点にある、というニュアンスを感じさせる構図や、荒廃した彩度の低い世界感でありながら、中央の白い虎や右上の鳥など、絵としてのメリハリや美しさも相まってクオリティとしても非常に完成度が高い作品だ。

イケハヤ アンバサダー賞:「ねじねじドーナツ部長の日常」みうらどーなつ

 

選出理由:

今のNFT市場では、pfpの存在感が大きいだ。本作は、いわゆるpfp(プロフィールアイコン)として、特に目を引く作風になっていると感じた。

また、クリエイターであるみうらどーなつさん自身も積極的、継続的にNFTコミュニティに関わられている。今後の作品展開にも注目している。

(IKEHAYA:CryptoNinjaファウンダー・Web3エバンジェリスト )

審査員 入賞(クリエイター)

入賞 SAYAKA ASAI 「ICE DYE#1/ICE DYE」

入賞 OfirK_design 「In And Ou」

入賞 /* Evercraft */ 「/** Maze **/」

入賞 REI Kajitani. 「INDEPENDENCE」他

入賞 今野裕結 「磁場の拡散(Diffusion of magnetic field)」

入賞 Lightmaru 「72 Spirits of Solomon」

入賞 クリッパーズ 「シカのマトリョーシカ」

XANALIA 特別賞(作品)

特別賞 「The Cat Woman」 ERINA MUKAIJO

特別賞 「A girl and spirits」 HoshiHiro

特別賞 「META GIRL」 saorikashimura

特別賞 「MODEL-typeA-B-C-」 Arisa Nakane

特別賞 「自己犠牲症候群/Self Sacrifice Syndrome」 しののめあや

審査員総評(※アイウエオ順·敬称略)

河西香奈 | KANA KAWANISHI (KANA KAWANISHI GALLERYディレクター/編集者)

玉石混淆の応募作品から選ばれた10点は、NFTアートの持つ懐の深さが反映されたように思う。砂絵の記録映像である《Zeus》や、解けた氷がテキスタイルを染める《ICE DYE#1/ICE DYE》などは、元来は瞬間的な技法が、NFTのエコシステムに投入されることで半永久性を得てマネタイズされ得るというのが面白かった。いざ金賞作品を選ぶとなると、NFTアートならではの必然性には欠けてしまうなかで、《カワウ型飛行都市》はクリエイターがのびのび想像力を働かせながら手を動かしている姿が伝わ ってきて、作家の固有性を感じられる手触りのある作品だった。年齢問わず誰にでも扉が開いているという、NFTアートの良さを思い出させてくれる作品でもあった。

黒田順子 | JUNKO KURODA (デジタルハリウッド大学教授/武蔵野美術大学造形構想学部映像学科 非常勤講師/デザイナー)

私はいままでに沢山の作品選考に携わって来た。アナログの作品とデジタルの作品、2Dの作品と3Dの作品、静止画作品と動画作品。今回審査したNFTアートの作品たちは今までの作品たちとはまた違った魅力を持った作品たちだった。入賞した作品たちは単に絵としての美しさだけではなく、NFTアートとして表現されることによってもたらされる新たな価値観を持っいた。それは圧倒的なパワーで、審査の結果に現れてきている。高く評価させいただいた「カワウ型飛行都市」という作品については、緻密な描きこみがされていて、細かい部分を見ていると、その世界に引き込まれていくようだ。全体的なバランスが良く、大きく見えたり小さく見えたり、また形を目で追っていると動いているかのような感覚を覚える。見るたびに新しい発見があり、ずっと見つめいたくなる不思議なパワーを持った作品であると感じた。とても個性的で魅力的な作品と感じ、この作品を選ばせいただくる。

辻 愛沙子|ASAKO TSUJI (株式会社arca CEO / クリエイティブディレクター)

デジタルだからこそ表現できる作品であること、 そしてそれに加えて”NFT”ならではの表現であることという観点。 そして、 作家のアイデンティティやルーツといったその方だからこそ生まれた表現であるという作家性の観点。 最後に、 ストレートな作品として美しさや面白さという観点。 最後に、 今回のアワードとしてその作品が受賞する意味や意義という観点。 この4つが評価の大きな軸だった。 最終の3作品はどれも毛色が違う作品たちで、 それぞれの深みが異なるところにある。 そのこと自体も、 改めてNFTアートの多様性やこれからの可能性の幅を強く感じる結果だと捉えている。 動と静、 それぞれの魅せ方の可能性を感じた選考だった。

津村耕佑 | KOSUKE TSUMURA (アートディレクター/ファッションデザイナー/武蔵野美術大学空間 演出デザイン学科教授/文化服装学院ファッション工芸専門課程非常勤講師/東京藝術大学美術学部デザイン科非常勤講師) この審査は個人的な嗜好だけで選ばせてもらいた。それは私がファッションデザイナーである事も 関係する。総意とは異なるだろうが、NFTの性質に則った行為ではないかと思ったからだ。それはNFTシステム自体がオリジナル作品と考えられ、所有者の満足が価値になるというアートにおいては最 もピュアな状況と、延いては美術界からの開放を暗示していると思ったからだ。デジタル情報であれ ば盗用だらNFT認証は成立し、それを裁くのは現行の法律だ。唯一性を画像からくみ取る事は困難であり改ざん不可能なのは認証事実だけで作品の複製は可能だ。そうであるにも関わらず手法や動機 が主な価値基準となればデジタル作品の審査と変わらない。

それを避ける方法として自分の直感に頼りた。NFTは始まったばかりのサービスだが、今後はNFTの仕組みをハックし今までのオリジナル神話を無効化する事をもってオリジナルとする作品の出現に期待する。

山峰潤也 | JUNYA YAMAMINE (キュレーター/一般財団法人東京アートアクセラレーション共同代表)

今日のデジタル領域から新たな問いとなるべき作品が発掘されるべきであるし、また、アートというのであれば、既存の芸術体験を凌駕するものにこそ賛辞を贈りたい。しかし、無数のクリシェの中から、秀でたものを見つける作業は困難を極めた。その中で、サンド·アートという一回性の芸術をNFTにすることで交換可能性を示した《Zeus》や、目にハンディキャップのある少年画家による《カワウ型飛行都市》は、従来の制度では見つけることの難しかった才能を発掘することにNFTが寄与したということも含めて賞を送ることとした。既存のシステムの中では困難があったタイプのアートへNFTが寄与する可能性に視点が割かれたとも言える。

■ 賞金について

審査員投票によって選ばれたベスト3作品には、下記賞金を副賞として授与する。(法定通貨でのお支払い)

Gold Award 「カワウ型飛行都市 Great cormorant flying city」 YUYA US $ 10,000
Silver Award 「Zeus」 Obliraj Krishnaraj $ 5,000
Bronze Award 「Square human alpha Rainbow」 WINGLAY $ 3,000
  • 当賞金は当該作品のその後の売上(販売益)から権利者に配分する権利料のアドバンス(前渡し金⇒ 収益保証)とする。
    もちろん、収益配分金が賞金額を上回った場合は、上回った分をその後、永続的にお支払いする。
  • 初回オークション及びそれ以降の永続的な二次取引で販売された場合のクリエイター(原作者)への 原著作権料をNFTマーケットプレイスのシステムにより永続的に配分する。

■「NFT. NEW FREEDOM THINK」展について

イタリア・ミラノに本拠点を置くギャラリー「M.A.D.S. ART GALLERY」が開催する「NFT」アートをテーマとする国際展覧会。イラリア・ミラノ中心部の歴史的建造物内にあるギャラリーの他、スペインのリゾートであるフエルテベントゥーラ島(カナリア諸島)のギャラリーとメタバース上のギャラリーの計3拠点で同時開催。

「越えられない国境はない、開けられない扉はない、新しい地平線を⽬指し、⼼で旅する⾃由が私たちを迎えてくれる。…"常識からの逸脱なくして、進歩はありえない “というのは、アメリカの有名な⾰命的作曲家 Frank Zappa の⾔葉だ。過去を振り返り、未来を⾒据えることを忘れないこと。変化とは、新たな始まりを意味する。」(開催コンセプトより)

■ スケジュールについて 〔今後のスケジュール〕

バーチャルギャラリー展 2022年4月15日(金曜)予定
バーチャル表彰式 2022年4月下旬予定
入札締切 2022年4月30日(土)23時59分


● XANAについて

NOBORDER.zが開発する、NFTをベースとしたメタバースのプラットフォーム、およびブロックチェーンによるインフラストラクチャー。ユーザーや企業、IPがメタバースの上で様々な活動を自由に行えるよう様々なプロダクトやサービス、テクノロジーを提供している。東京オリンピック、パラリンピックを盛り上げることを目的としたKotoハートフルミュージアム、イタリアのミラノファッションウィーク、ULTRAMANや鉄腕アトム×地方自治体など、さまざまなコラボレーションを発表する現在世界で最も注目を集めるメタバースプラットフォームの1つ。

Web https://xana.net
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Youtube https://www.youtube.com/c/XANAMetaverse
TikTok https://www.tiktok.com/@xanametaverse
Blog https://www.xana.net/blog
Media https://xanametaverse.medium.com/


■ XANALIA(ザナリア)について

XANALIA(ザナリア)は、2021年7月に世界取引高ランキング8位、日本で『期待のNFTマーケットプレイス第1位』を獲得するなど、世界的に注目を集めるNFTマーケットプレイス。NOBORDER.zが開発、XANALIA Limitedが運営を行う。ブロックチェーン市場において現在最も成長分野の①NFT、②メタバースとの連動、③DeFi(分散型金融)モデルを特徴とし、ローンチ後1ヶ月で希薄化後潜在時価総額が14 億ドル(約1650 億円)を超えた。

現在、株式会社ポニーキャニオンプランニング、株式会社フジランド、株式会社フジクリエイティブコーポレーションと共に、世界のクリエイターを発掘支援するための『XANALIA NFTART AWARDS 2021』を開催中。

ウェブサイト https://xanalia.com
Twitter https://twitter.com/xanalia_nft


■ NOBORDER.z(ノーボーダーズ)について

​「国境のない世界を」というヴィジョンを掲げ、米国ニューヨークとドバイを中心とした世界5カ国に事業を展開する次世代型エンターテイメントテクノロジーカンパニー。ブロックチェーン技術に基づいたメタバース、NFTプラットフォームなどエンターテイメントとテクノロジーを融合させた事業を行う。

■ 企業情報

会社名 NOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)
所在地 UAE、Umm AI Quwain、UAQ Free Trade Zone、AI Smooch Building、Business Center。
事業内容 ブロックチェーン技術、VR、XR、AI、NFTの開発とサービスの運営
代表者 Rio Takeshi Kubo (久保武士)
企業サイト https://www.noborderz.com/
代表Twitter https://twitter.com/rio_noborderz

 

■ お問合せ先

部署 広報部
問い合わせ [email protected]

 

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